2008-01-01から1年間の記事一覧

涅槃の讃岐にて

十二月二日の朝、主人の父が八十五歳で旅立ちました。 主人の実家は、四国の香川県(讃岐)です。 おだやかな、なごやかな「旅立ち」と「お見送り」でした。 讃岐山脈のなだらかな稜線の中へ、魂の故郷へ戻ったようなひとときを過ごしました。十一月に一度お…

秋が車窓に・・・。

久しぶりに遠出をした。帰りの横須賀線のなかで、本も読まずに車窓を眺めていた。 横浜から大船そして北鎌倉から鎌倉へススキが窓の外で大きくゆれていた。次から次へとゆれていた。 秋の景色の中を進んでいく、そんなゆったりした黄金色のひと時を味わった。…

ダグ・アルネセン NORWEGIAN SONG 2

ジャズの輸入盤を夫が買ってきた。なかなかセンスのよい演奏です。 明るく、おしゃれで、心地よい音に包まれました。 ノルウェーの主流派シーンで長らく活躍する人気ピアニストの、おそらくはレギュラーメンバーでのトリオによる新作です。今回も曲はノルウ…

すっかり、秋になってしまいました・・・。

8月から調子を崩していた母の容態が急に悪くなり9月の初めに入院した。 丸一日ぐらい意識低下の状態が続いたが、また戻ってきてくれた。ただし、もう8月までの母ではなかった。 老健に戻すか在宅で介護するか、皆で悩んだが老健に戻した。 なんだか寂しい秋…

ゆく夏を惜しんで・・・

昨日から、曇り空が続き、秋の気配を感じます。 暑さから開放されて、ほっとする反面、夏もそろそろ行ってしまうのかなとゆく夏を惜しんでいます。 盛夏の頃の葉山の写真でも見ながら、暑うーーい夏を思い出しましょう。 日曜日の朝、朝市にいってみたときの…

逗子花火大会2008

昨夜、予定通り、今年の花火大会が開催された。 今年は、ゆっくり、夫と二人でベランダから花火見物をした。 ブログに載せようと写真撮影をしながら、歓声を上げながら、涼しい風に吹かれながら、ほろ酔い気分で、夏の夜の夢を追いかけた。

逗子の夏祭りです。

市役所のとなりにある亀岡神社のお祭りです。 神社の名前の由来は知りませんが、鎌倉が鶴岡だから、逗子は亀なのかな・・・。 金魚すくいにヨーヨーつり、たこやきにラムネ、焼きそばにお好み焼き、 子供たちが大勢集まって、愉しそうでした。少子化は解決し…

鎌倉八幡宮 はすの華

今週の火曜日に開花を期待して再度行ってみましたが、いまひとつでした。 今日こそ撮影するぞと午前中に八幡さままで行ってきました。 ピンクそして白、ありがとう!咲いていました。 午前中とはいえかなり日差しが強かったのですが、段葛は、葉桜のトンネル…

鎌倉八幡宮 七夕の飾りつけが・・・。

今日、八幡さまへ、はすの華の開花を期待して出かけてみました。 残念、今年はまだ開花していませんでした。いくつか可愛いつぼみを発見したので、来週また行ってみようと思います。 七夕の飾りつけがにぎやかでした。願い事をかいた短冊も結びつけられ始め…

BACH GOLDBERG VARIATION

ゴールドベルグ変奏曲 夫は、グレン・グールドのピアノ演奏が大好きで、よく聴いています。 私が、弦楽器が好きなのを知っているので、以前にもヴァイオリンのバージョンをみつけてきてくれましたが、 今回は、マイスキーのチェロ、日本のいや世界のヴィオラ…

今年も、逗子ビーチで「海の家」の準備が始まった。

久しぶりに海岸まで行ってみたら「海の家」の工事が始まっていました。 6月中に海開きをするそうです。 毎年、季節が同じようにめぐっていくと「安心」するかもしれません。 でも、「未来がきまっていないなんて、とても贅沢なことです。」と言い切れる豊か…

新緑の鎌倉 八幡さまへ

テレビで、鎌倉の旅番組を見ていたら、「地蔵販売機」という旗を揚げ、 かわいらしいお守りを販売しているおじさんの紹介をしていました。 若宮大路、小町通りに出没するらしい。 さっそく行ってみたら、いました!小町通りの突き当たりを八幡さまの方へ曲が…

清川 妙 「八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅」

八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅作者: 清川妙出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/03/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (10件) を見る 連休明けに風邪をひき熱を出した。 そのとき、1年くらい前に買い求め読んでいなかった表題の…

横須賀美術館へ夫と散歩

5月1日とてもお天気がよかったので、観音崎にある横須賀美術館に行ってきました。 目の前に東京湾が広々と開け、ひっきりなしに大きな船が往来します。 気持ちのよいカフェが美術館の入り口にあり、さっそくお茶を飲みながら海を眺めました。 夫は、船の写真…

コピーレフト、GPLがオープンソースの一番大事な考え方

世の中では、オープンソースについてフリーソフトと混同され誤解されている面があると思うので、オープンソースについて少しづづ紹介してゆきたいと思いたちました。手始めに、コピーレフトとGPLオープンソースがなぜビジネスになるのか (MYCOM新書)作者: 井…

梅田望夫さんの「シリコンバレーからの手紙」(新潮社 フォーサイト)

「目からうろこが何枚も落ちたオープンソースの人間的本質」 http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20080314 梅田さんのブログに,最新号の内容について書かれていたので、早速本文を読んでみました。 みんなオープンソースの動機を追及したがるようです。 でも…

「みなとみらい」にオルボワール

もう、日付が変わって昨日になってしまったけれど、去年の夏からのプロジェクトが2月末日をもって終了しました。 オフィスのあった「みなとみらい」にオルボワールです。 関わりのあった方々に挨拶をし、夏休みの宿題を2学期の始業式の前に徹夜で片付けるよ…

玄侑宗久 中陰の花(文庫版)

2005年11月7日の日記の「読書」カテゴリで、玄侑さんと養老さんということで「脳と魂」を紹介しました。 「脳と魂」の最後に養老さんが、玄侑さんについて書かれている部分を引用して玄侑さんのお坊さんとしての 「品格」を多くの人に知ってもらいたいと思っ…

再び、天外伺朗さんの「五十歳からの成熟した生き方」

年末に、去年読んだ本の中で印象に残った本として、梅田望夫さんの「ウェブ時代をゆく」と共に紹介した、「五十歳からの成熟した生き方」から・・・。五十歳からの成熟した生き方―スピリチュアルな成長へのいざない作者: 天外伺朗出版社/メーカー: 海竜社発…

ナージャ・サレルノソネンバーグ

10年以上前、渋谷のBunkamuraのモーストリー・モーツァルトでナージャが演奏したとき、ファンになった。 茂木さんの「すべては音楽から生まれる」を読んで、彼女のことを思いだした。 彼女がヴァイオリンを弾く姿が目に焼きついた。音もさることながら、その…

茂木健一郎 「すべては音楽から生まれる」

言葉によって心を語ることは難しい。心いっぱいに広がる思いを言葉にしてみて、数行に収まってしまうのを見ると違うと思うことがある。こんな簡単に言い切れるものでないと思いつつ、ふとその言葉ではなく、心の前にたたんずんでしまう。そして、じっとその…

さようなら、こんにちは河合隼雄さん

考える人 2008年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/12/28メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (21件) を見る今年、初めてじっくり読んでいるのが、河合さんの追悼号の雑誌「考える人」 題名の通り正に河合さんとの…