ベートーヴェンのピアノソナタ8番

今、新書の「ベートーヴェン交響曲」を読んでいます。
交響曲第3番英雄の第4楽章の説明に、以下のような箇所がありました。

この第4楽章は、ピチカートによる8小節の音が、次々と変奏されていくことで成立しています。ベートーヴェンは大ピアニストとしてヴァリエーション(変奏)の名人で、短いフレーズを主題として与えられると、すぐにそれを次々と変奏して弾いてみせたといいます。逆さにしたり、リズムを変えたり、転調したり、そういうことを即興でやってのける名人で16歳のときに31歳のモーツァルトと初めて会ったときも、その場ですぐに次々と変奏を聴かせて、モーツァルトを唸らせたといわれています。

我が家では、午後に夫がコーヒーをいれてくれて音楽を1時間くらい聞きます。
いつも夫の好きなバッハが中心です。
今日、このベートーヴェンの話をしたら、
グルダによる演奏のベートーヴェンピアノソナタ8番をかけてくれました。
グルダの演奏もすごいです。

ベートーヴェンの交響曲 (講談社現代新書)

ベートーヴェンの交響曲 (講談社現代新書)